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執筆者の写真医療法人社団ナイズ

キャップスクリニック、「ゴールドリボンナイター」で小児がん啓発を支援

9月は「世界小児がん啓発月間」です。

「世界小児がん啓発月間」とは、小児がん患児とその家族、小児がん経験者の強い思いによって始まった、小児がんの世界的な啓発キャンペーン(Global Gold September Campaign)。毎年9月に各国政府や国際機関を含む小児がんの支援者が、世界各地の名所をゴールドにライトアップを行ったり、ゴールドのリボンを掲げるなどで支援を表明し、様々なチャリティーイベントを開催しています。

日本では2021年に「小児がんの子どもたちとご家族が輝かしい未来を”笑顔”で過ごせるように」の思いを込め、初めて特定非営利活動法人日本小児がん研究グループ(JCCG)が「Global Gold September Campaign 」を開催し、当法人を含む賛同団体が活動を行いました。2回目となる今年も、日本各地でのライトアップを始め、様々な啓発のためのイベントが行われています。


キャップスクリニックでは、「世界小児がん啓発月間」に際し、9月13日(火)に神宮球場で開催された東京ヤクルトスワローズ(以下、ヤクルトスワローズ)×読売ジャイアンツ戦(以下、巨人)の「ゴールドリボンナイター」に協賛する認定NPO法人キャンサーネットジャパンに賛同し、小児がん啓発を支援しました。


今回は、キャップスクリニックが支援した「ゴールドリボンナイター」の当日の模様を報告します。


9月13日(火)の試合当日は、小児がんの治療経験のある子どもたちや兄弟姉妹、保護者など総勢50名が招待され、ヤクルトの選手はゴールドのリストバンドを着用してプレーし、小児がんの子どもたちを応援しました。


▼小児がん支援のシンボルである金色のリボンをあしらったゴールドリストバンド


▼神宮球場入り口には、ゴールドリボンナイターの横断幕が掲げられ、球場内にもポスターが掲示されていました。


▼球場内のポスター


▼オーロラビジョンにも表示


試合前のオープニングトークでは、認定NPO法人キャンサーネットジャパンの理事を務めるフリーアナウンサーの中井美穂さんが小児がんについての啓発を行い、その後に行われた試合前のセレモニーでは、ヤクルトと巨人の両選手に花束を手渡しました。始球式では、投げたボールがワンバウンドでキャッチャーミットに届く見事な投球をみせ、球場をわかせました。※セレモニー、始球式ともに小児がん経験者の子どもたちです。


▼花束贈呈


▼始球式


試合は、村上宗隆選手の日本人選手最多の55号ホームランなど、球場は大変盛り上がり、白熱した試合展開となりました。 招待された子どもたち、兄弟姉妹、保護者にとって忘れられない日となったのではないでしょうか。


小児がんとは、15歳未満の子どもが罹るがんの総称です。日本では年間約2,500人が「小児がん」と診断されていますが、小児がんの治療法が進み、8割が治るようになりました。しかし、成長の途中で強い治療を受ける子どもたちは、治療後に後遺症を抱えつつ社会で生活をしていくことになります。そのような彼等へ社会の理解と支援は十分ではありません。そのため、社会の理解とともに長期的な支援が必要とされています。


キャップスクリニックでは、今後も小児がんについて少しでも多くの方に知っていただき、治療中の子どもたちやサバイバーたちへの支援の輪を社会に広めていくための支援および活動を継続していきたいと考えています。


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