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医療法人社団ナイズ、国立感染症研究所感染症疫学センターと『プライマリケアにおける小児性呼吸器疾患サーベイランス』に関する共同研究で契約を締結

執筆者の写真: 医療法人社団ナイズ医療法人社団ナイズ

2023年11月16日

医療法人社団ナイズ キャップスクリニック


首都圏を中心に365日年中無休の「キャップスクリニック」を展開する医療法人社団ナイズ(東京都渋谷区)は、日本の国立研究機関である国立感染症研究所感染症疫学センター以下「感染研」)と『プライマリケアにおける小児急性呼吸器疾患(ARI※1)サーベイランス』に関する共同研究で契約を締結いたしました。


背景

新型コロナウイルス感染症の流行により、新しい感染症の発生や既存の感染症の流行状況などの感染症動向を早期に探知できるサーベイランス(※2)の重要性が再認識されています。現在、国内には法令に基づいて実施される急性呼吸器感染症(ARI)病原体サーベイランスが存在せず、将来の新興感染症対策に向けた課題となっています。

今回、キャップスクリニックの診療のリアルデータを使用し、小児の呼吸器サーベイランスのモデル構築をすることを目的とし、研究を行うこととなりました。

※1:ARIとは、Acute Respiratory Infectionsの略称で急性呼吸器感染症のこと。

※2:サーベイランス:発生動向を調査すること。疾患の継続的、系統的なデータを収集し、分析・評価を行う一連の調査のこと。


共同研究内容

研究課題名:プライマリケアにおける小児急性呼吸器疾患(ARI)サーベイランス

迅速検査で検出可能な小児の感染症(インフルエンザ、RSウイルス感染症、新型コロナウイルス感染症、アデノウイルス感染症、溶連菌感染症等)について、検査陽性数と陽性率を時系列で記述し、保健所等からの定点報告データと照合し相互に妥当性を評価します。

なお、医療法人社団ナイズでは、診療IDから匿名化加工を施し、個人を同定できない状態で感染研 にデータを共有します。


医療法人社団ナイズは、本研究を通して小児医療の適切な感染症対策に向けた適切な体制構築の一助となることを目指します。


医療法人社団ナイズについて

医療法人社団ナイズは、365日年中無休のプライマリケア・クリニック「キャップスクリニック」を多拠点で展開しています。地域に根差したプライマリケアの拠点を拡大することで、地域に暮らす、すべてのみなさまの健康的で豊かな生活を実現し、世界中の幸せの総量を最大化することを目標としています。


法人名:医療法人社団ナイズ

所在地:〒150-0033東京都渋谷区猿楽町17-5代官山蔦屋書店1号館3階

設立:2012年7月(2012年4月創業)

事業内容:キャップスクリニックの運営、自治体・企業向けワクチン集団接種運営(新型コロナワクチン、インフルエンザワクチンなど)

URL: mnys.jp

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